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zoom RSS 悲しい王さま

<<   作成日時 : 2015/11/30 10:30   >>

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小学生の頃、いつも上手にマンガを書いてくれた若い男性がいた。

ボールペンで陰影を付けて、刀を持った剣士や銃を持ったガンマンなどを得意げに書いて見せてくれた。

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「上手やね。」って誉めると、嬉しかったらしく、自分が持っていたモデルガンを一つ俺にくれた。

額の狭い彼は、周りの大人からは軽んじられていたようで、本来の仕事ではよくミスをして親方に叱られていたようだ。

彼が板前だったのか、大工だったのかもう俺の記憶の底からは消えている。

ただほんの一時、俺たちのヒーローであったことは間違いない。

少し高学年になったとき、彼に「まあちゃん、カタナの絵を描いてやろうか。」と言われたが、もうその頃は純文学など読み漁っており、刀や銃に興味もなくなっていたので、「いいや。」とにべもなく断ってしまった。

「そうか、また今度な。」と言った彼の顔はとても寂しげで、なんだか悪いことをした気がしたことを覚えている。

彼からもらったモデルガンは、ほんの少し改造すれば、実弾を撃てるようなシロモノで、今では手に入らないフルメタルのずっしりとしたものであった。

大人になってから、グァムで実弾入りの銃で射撃したことがあったが、そのときの銃より重くて、銃らしかったことだけは覚えている。今はどこかに消えてしまったが。


やはり小学生の頃、Tくんと言う二つぐらい上の先輩が、よく俺んちに遊びに来ていた。

彼は年下に悪いことを教えるのが好きらしく、火遊びなんてことも教えてくれた。

マッチで何かを燃やすと、メラメラと炎が上がり、それをただ二人でじっと見ているのだが、そんな彼も同級生には軽く見られていたらしく、あまりおない年の仲間といることを見たことがなかった。

今になって思えば、彼らは小さな王さまだった。

ほんの少しの手下を従え、自分の王国でふんぞりかえる王さま。

この歳になってやって彼らの気持ちが分かるようになってきた。

塾というのもひとつの小さな王国。

あちこちでふんぞりかえった悲しい王さまを見ることができる。

社会に出れば、たいして通用もしないような理論や実力で、偉そうに物事を語っている。

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俺は加賀市で一番になった塾を経営しているが、そんなに大したことやっているとは思っていない。

ふわふわっと楽しげにやっているうちに生徒が増えてしまった。

食っていかねばならないから、「すばらしい塾ですよー。」とは言っているが、そんなにすごいことやっているわけでもない。

「加賀市にすごい熱血先生がいると聞いて、この塾を選びました。」なんて保護者の方から言われると、なんだかくすぐったくなってしまう。

熱血がこんなに似合わない男も珍しいからだ。

人生なるようになるし、楽しく生きていくことが、一番大切。

楽しくあるためには、自分のスペックを上げればいいだけ。教育理論はその程度。

あとは親孝行しなさいってことと、保護者の方には周囲に迷惑かけないお子さんに育ててくださいってことを言い続けているだけ。

強い人は、しっかりと弱いところを見せられる人である。

いろんな人と接してきて、そんなことを感じるようになった。俺はまだまだだな、と思う。

自分を大きく見せたい人は、つまらない人が多いし、チャーミングでもない。モテないやつは嫌いだ。


そう言えば、昨日教え子の畑中くん一家がシップスにアメリカからの留学生のジョン君を連れてきてくれた。

こういうサプライズは楽しいね。

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卒塾生はたまに遊びにくると、「ああ、また中学生にもどってシップス通いたいなあ。」なんて言ってくれる。

こんなにふわふわしている俺のこと慕ってくれるなんてありがたいことだ。

俺が人より優れているのは、愛される力か。(笑)

昨夜も次女に、「おとう、大好きだから後50年は生きてね。」なんて言われたし。まあムリだけど。

そんなそこんなで今週も愛されるようにふわふわしていようっと。






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