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zoom RSS 期末の国語に秘められた熱い思い

<<   作成日時 : 2014/11/28 01:33   >>

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今日は明日期末テストなので、その範囲の和歌について授業をした。

実のところ、今の中学の教科書にはかなり胸キュンの艶っぽい歌が出ている。


「思ひつつ寝ぬればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを」 小野小町

「恋しく思いながら寝入ったので、その人が現れたのだろうか。夢だと知っていたら、目覚めたくはなかったのに。」なんて意味だ。

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愛しいあの方に夢でも会えたら嬉しい。

そうだな、夢でしか会えない人もいるもんな。

たまに母の夢を見ると、目覚めた後の喪失感が激しい。気づくと泣いていることがある。

あ、またセンチメンタルになってきた。秋の夜とワインのせいだ。

以前はこの歌も教科書に出ていた。

「うたたねに恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき」 小野小町

「不意に落ちたうたた寝に、恋しい人を見た。その時から、夢という頼りないはずのものを、頼みに思うようになってしまった。」という意味。

俺も、この現実は夢なのかもしれないという思いに時折とらわれるが、そんな思いを映画化したのが、マトリックス。

人は人生という長い夢を見ながら、どこかで長い床に就いているのかもしれない。



また恋の歌に話を戻そう。

「君待つと我が恋ひをれば我が宿の簾うごかし秋の風ふく」 額田王

「あなたを恋しくまっていると、自分の家の簾(すだれ)がそよそよと動いたので、あなたが来てくれと思ったけど、
秋の風がふいただけでした。」という意味。

恋多き女、額田王の話だけでも、かなり楽しめる。天智天皇の妻でありながら、元彼の大海人皇子への愛を捨てられぬ女の性。いいねえ。

人は太古の昔から、恋をし、せつなくなり、人を待ち、人を恨んできた。

恋のエネルギーが戦に変わったこともあるほど、人を思う気持ちは強いものだ。


ラストに一首。


「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする」 式子内親王

「我が命よ、絶えてしまうのなら絶えてしまえ。このまま生き長らえていると、堪え忍ぶ心が弱ってしまうと困るから。」という意味。

出家して、恋などしてはならぬ身の上になった式子内親王。

それでも歌の師である在原業平への気持ちは抑えきれなかったのだろうか。

年とともにガマンもできなくなる。いつかあなたのことを好きと、みんなの前で言ってしまいそうで怖い。それならいっそ、そうなる前に死んでしまってもいい。

激しい思いが込められた歌。こんな歌を中学の先生はどう教えているのだろうか。そんな激しい恋をしたこともない人には教えづらい歌ではあるな。

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ということで、今日の一曲はこんな感じで。




たまには文学もいいでしょ。

日本の文化である和歌を楽しんでね。

この秋に恋したいあなたはポチリと。


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俺は佐々木希のこんなお尻に恋してしまいました。(笑)

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PS 昨日載せたうちの長女の写真が、写真屋さんのムラタフォトスさんのブログにも出ています。

   ご覧くださいませ。 http://kazundo.exblog.jp/

成人式の写真はムラタフォトスで。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
「東海の 燃えて身を焼く瓦斯の火に
われ泣き濡れて バグとたはむる」

二年ほど前、某瓦斯会社のシステム開発に携わっていたとき、トラブルの多さに嘆き悲しんだ俺が、思わず詠んだ歌。

お粗末様。。。(笑)

飛鳥拳
2014/11/28 09:25
バグとたはわむる、か。なかなかいい歌だ。

いい才能あるじゃないか、飛鳥君。
くぼごん
2014/11/28 10:54
北陸ナンバーワンのブログでPRしていただくなんて、むちゃくちゃ嬉しいです♪
これで来年も生きながらえます。
カメラマンのムン様
2014/11/28 18:34
いえいえ、ムン様、もちつもたれつですよ。

シップスのCMもしていただいてますし。
くぼごん
2014/11/28 20:17

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