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中学・高校と一番嫌いな授業は社会だった。 覚えることばかりで、何の面白みも感じられない教科。 数学や理科や国語はいろいろと頭を使えるので楽しく問題を解くことができたが、社会は知っていないと何も書けない。俺の頭の良さが活かされない辛い学問だった。 今、生徒の定期テスト対策で社会の歴史など学び直すと、これが意外と面白い。 やはり人が生きてきた足跡だけに、いろんな生臭い事件がある。 例えば、社会契約論で有名なルソー。 中学の教科書に顔まで出てる有名人だが、下宿屋の女中に手を出して五人の子供を生ませている。それも全員孤児院送りにして、面倒みることなし。 また、マゾヒストで若いころに強姦未遂でも捕まっている。本当に中学の教科書に載せていいのか、このオヤジ。 第一次大戦のきっかけとなったサラエボ事件。 オーストリアの皇太子を殺したのは「ブラックハンド団」という秘密結社だった。まるで仮面ライダーの敵みたい。 それも、襲撃に失敗し、ふてくされてお茶飲んでたカフェの前をたまたま道を間違えた皇太子の馬車が通ったというこの奇跡。 アメリカ独立戦争のきっかけとなった「ボストン・ティー・パーティ事件」。 モホークインディアンの格好をした男たちが、「ボストン湾をティー・ポットにしてやるう。」と叫んで、東インド会社の船から紅茶を342箱も海に投げ込んだという。コスプレの元祖だ。 アメリカ軍がイギリス軍に勝った一因として、銃の性能の違いがあるのだが、アメリカの銃の性能が良かった理由が笑える。なんとバッファローを撃ち殺すためなのである。 こういう話はインターネットの進んだ現代、いろんなところから引っ張ってくることができる。便利な世の中だ。 学校の社会の先生にもう少し色気と面白さがあったら、俺も浪人しないですんだのに。 |
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